I love Japan!!好きなところ。嫌いなところ。
日本に住んでいる外国人の率直な気持ちを聞いてみました。
日本のまごころ。品格はどこまで伝わっているものなのでしょう。
日本では当たり前のことも、在日外国人にとっては嬉しいこともあれば、正直気になることもあるようです・・・。
嫌いなところも合わせて聞いてみらたら、「なるほど~」っと、思い知らされる回答ばかりでした。
No.001
国籍:ニュージーランド
性別:女性
職業:教師・ライター
滞在年数:6年
日本のここが好き〇
エクセレントサービス。
日本のサービス業における質の高さが大好きです。
古い喫茶店や怪しげな居酒屋に行っても微笑みと共にロックスターなみのすばらしいサービスを受けられます。
日本のここが嫌い✖
駅の騒音、選挙期間中の爆弾のような絶え間ない騒音・・。
駅のホームで電車を待っていると拡声器ごしに聞こえてくる、ばかばかしいほどの大声の選挙アナウンス。
その金切り声は取るに足らないものばかりです。
No.002
国籍:オーストラリア
性別:男性
職業:翻訳者
滞在年数:7年
日本のここが好き〇
交通機関が時間通りに動くこと。電車、バスなど時間通りなので移動しやすいこと。
オーストラリアでは時間通りに来ないのは当たり前です。30分待たされることもあります。ダイヤの本数も多く、中央線は昼間2分おきに来るので便利です。パースでは30分おき程度です。
日本のここが嫌い✖
役所の手続きで融通がきかないこと・・。
外国人登録証の手続きで、待っている人が誰もいない窓口にいったら、「番号をお取りください」と言われ、待合い番号機から1番の番号をわざわざ取りに行きました。その後すぐに、「1番の方どうぞ」と呼ばれました。
No.003
国籍:オーストラリア
性別:女性
職業:英語教師
滞在年数:5年
日本のここが好き〇
さまざまな季節の料理。
日本へ来て数年経ち、冬が忍び寄ってくるのを感じ始めると、鍋料理(日本の鍋で作るあたたかい料理)が食べたくなります。少し暖かくなると、桜餅(桜の香りのする餅菓子)に目がはなせません。わくわくしますね。
日本のここが嫌い✖
女性専用車・・。
女性専用者を必要としていることが気にいりません。通勤の行き帰りに、女性が自分たちの専用の車両に逃げ込む必要を感じていると思うと怖いです。
No.004
国籍:アイルランド
性別:男性
職業:教師
滞在年数:5年
日本のここが好き〇
低い犯罪率。
これは日本の誇れる点です。本当に安全だと思います。また、公共の交通機関が効率的で、時間が正確なのには驚きです。私の国では、時間通りに来たら驚きです。お店やレストランでの質の高いサービスも素晴らしいですね。
日本のここが嫌い✖
都会が灰色のコンクリート・・。
限りなく広がっている都会の灰色のコンクリートはおぞましいです。世界で最も美しい島国の一つである日本がこんな姿になってしまったのは恥です。それとジャンクメールや過剰包装にはイライラします。
No.005
国籍:アメリカ
性別:女性
職業:学生
滞在年数:1年
日本のここが好き〇
伝統とモダンの共存。
騒がしい街の中にある小さな神社や伝統的な建築物、そして静寂な庭があることです。電車の中でスーツ姿の会社員に混じって着物を着た女性がいまだに見られること――時にはスマートフォンで話しています。
日本のここが嫌い✖
過剰包装・・。
個別に包まれた果物に、さらに保護用袋に入れられることです。私の友達はビニールで包装された枕を買いましたが、大きなビニールの買物袋に入れられ、テープで閉じられました。極めつけはエアーパッキンが巻かれ、ハンドルが付いたことです。
記事提供:Hiragana Times
まとめ
やはり、日本の治安やサービスの質の高さなどは外国人の評価はとても良いですね。
ただし過剰包装は、日本人としてはあたりまえのきめ細やかなサービス精神が、外国人にとっては過剰サービスととらえられストレスのたまる体験となってしまったようです。
以前、知人の外国人が「いただいた煎餅を食べるのに包装紙を開き、箱を開け、大袋を開き、さらに子袋を開けてやっと食べることができた。煎餅一つ食べるのに何分もかかったよ…」と苦笑いしていたことを思い出しました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次回もお楽しみに!
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