結果は大事だが、プロセスと努力の方がもっと大切
私が日本で就職をして思ったこと。
それは、結果主義のアメリカとは違って、日本は結果だけではなく「プロセス」と「努力」も大事だと分かりました。
大企業でも中小企業でもその考えはどこも同じくあるようで、例え自分が数字のある結果を出して実績を重ねたとしても、それまでに至ったプロセスと、それに見合った努力が見られなければ実際に評価はあまり良くなく、期待通りではなかったのです。
特に具体的にそのことが分かったのは、初ボーナスをもらった時です。
わたしは数字ある結果と成果を出しましたが、自分が期待した金額を貰うことができなかったのです。
そこで次の下半期からは数値的結果だけにこだわるのではなく、日本人上司の評価の基準「プロセス」と「努力」を意識しアピールポイントに加えたところ、期待以上の評価を頂くことができました。
日本は結果より目的や手段、方法や段取りの方が大切に考えられている文化だとわたしは実感したのです。
日本という国で評価されたいのであれば、仕事に対する姿勢はもちろん! 時間を守るルールや会社で作られた規則事ルール、日本特有のビジネスマナーなど覚えることがたくさんあります。わたしも慣れるまではとても大変な思いをしました。だけど、そこまでに至った経緯その全てを「頑張っている!」という「努力」の評価ポイントにちゃんと受け止めてくれるので、自分で思い描いた「期待」の中で仕事をするよりも、上司や先輩、同僚の日本人のみんなから注がれる「期待」の方が遥かに私を成長させてくれる!!
今はそう思えるようになりました。
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